作品創りをする時、季節感を出すように心がけています。
公演する時期に合わせて、
季節にちなんだ題材を元に創作を始める事を心がけているのです。
(とは言いながら、12月に【竹取物語】をやったり
5月に【四谷怪談】をやったりしているのですけど・・・)
季節にちなんだ題材を元に創作を始める事を心がけているのです。
(とは言いながら、12月に【竹取物語】をやったり
5月に【四谷怪談】をやったりしているのですけど・・・)
上演作品に季節感を盛り込むことは、
舞台では(特に小劇場では)あまり意識されません。
舞台では(特に小劇場では)あまり意識されません。
そもそも、公演する時期が不定期だし、
内容だってそこに合わせる必要は無い訳ですから、当然の事と言えます。
内容だってそこに合わせる必要は無い訳ですから、当然の事と言えます。
【現代】または【現在】の抱える問題を扱い、
古今東西の様々な命題に挑戦する
<演劇>という芸術を考えるならば、
季節感などは二の次。
それが無くたって、特に問題は無いのです。
古今東西の様々な命題に挑戦する
<演劇>という芸術を考えるならば、
季節感などは二の次。
それが無くたって、特に問題は無いのです。
では、なぜ私がそこにこだわっているかと言えば、
【季節感】とは、我々日本人が持っている、
強い【武器】だと思っているからです。
【季節感】とは、我々日本人が持っている、
強い【武器】だと思っているからです。
【和モノ】を【日本人】が創作する場合、
季節感というものは、切っても切り離せないものになってきます。
季節感というものは、切っても切り離せないものになってきます。
料理や菓子の世界に代表されるように、
四季の素材や景観を作品に取り込むのは、身近に行われている事です。
四季の素材や景観を作品に取り込むのは、身近に行われている事です。
例を挙げれば、
「もうすぐ、こどもの日だねー。」と言われて、
当然、頭に浮かぶのは
【鯉のぼり】や【かしわ餅】。
というように、
誰でも子供の頃から四季の情景や行事には共通の認識を持っていて、
いわゆる【和モノ】は、そこを無視しては語れないのです。
誰でも子供の頃から四季の情景や行事には共通の認識を持っていて、
いわゆる【和モノ】は、そこを無視しては語れないのです。
歌舞伎などは、まさにそうですよね。
季節の草花や空気感、折々の情景、行事、祭事
などを取り込んだ作品(商品)の開発は、
長い歴史の中で、様々なジャンルにおいて
常に、新たに行われています。
などを取り込んだ作品(商品)の開発は、
長い歴史の中で、様々なジャンルにおいて
常に、新たに行われています。
そして、我々日本人は、その能力に非常に長けているのです。
これは世界的にみても、大変に珍しいそうです。
ここで話は戻りますが、演劇に季節感を取り込む事は、必ずしも有効とは限りません。
ですが、
自分達には、そういった特殊で素晴らしい能力が備わっているという事は、
もっともっと認識するべきだし、
それを活用しない事は非常にもったいないな、と思うのです。
自分達には、そういった特殊で素晴らしい能力が備わっているという事は、
もっともっと認識するべきだし、
それを活用しない事は非常にもったいないな、と思うのです。
話が大きくなりますが、
自分の生まれた国の持っている特長を知り、活用する事は、
それがどんなジャンルであれ、
世界で戦える力をもはぐくむ事になると思っています。
自分の生まれた国の持っている特長を知り、活用する事は、
それがどんなジャンルであれ、
世界で戦える力をもはぐくむ事になると思っています。
それが、私の考える【武器】です。
そのうえで、【現代】や【現在】だって、キチンと踏まえるのですけどね。
そこはコッソリと。
一座での過去の作品を並べてみると
【春之仁】 ヤクザもの(4月)
【夏之仁】 四谷怪談(8月)
【秋之仁】 長屋もの(11月)
【冬之仁】 竹取物語(2月)
【帰ってきた夏之仁】 (5月)
【雪女】 (2月)
【番頭!皿屋敷】 (5月 こどもの日)
【怪談・まんじゅうこわい】 (8月 お盆)
あ、あと番外編で
【マッチ売りの後家】(12月 大晦日)っていうのがあったな(笑)。
当面の目標は、
各月ごとに1作品以上の脚本をストックする事です。
書き溜まったら、『12ヶ月連続公演』やりたいな。
小櫃川桃郎太(おびつがわももろうた)
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2008年は客演続き!
6月に、何度かお世話になっている、谷賢一さんの率いる劇団
【DULL-COLORED POP(ダルカラードポップ)】の公演
「小部屋の中のマリー」に出演いたします。
客演ばかりでいいのか、という声もありますが、私は六白金星人。
「今年は、影から人の助けをするのが吉」と書いてあるから、これでいいのだ!!
あ、でも一座の公演も企画してますよ。しばしお待ちを。
いや、しかし、先月の恩田ツアーもやりがいありましたが、
今回も面白くなりそうですよー。
以前からぶつかってみたかった方々なので、今からニヤニヤしております。
『CoRich』という演劇情報サイトに、今回の公演の内容が掲載されております。
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=5193
興味ある方は是非、「観たい!」の項目に、ご登録をお願いいたします。
興味ある方は是非、「観たい!」の項目に、ご登録をお願いいたします。
目指せ、ランキング1位!!
ちなみに、チケットの予約は5月4日からです。
このブログを御覧になった方は
メールをいただければ、こちらでご予約いたします。
さて、早いもので四月も終わろうとしております。
GWは、和菓子屋さんは大忙し!!
頑張ろー!!
小櫃川桃郎太(おびつがわももろうた)
雨が降ったり止んだりしていますね。
春先は天気も気まぐれなようです。
写真は 鏑木清方(かぶらぎきよかた)作 『五月雨』。
ちょっと早いですが、好きな絵なので。
さて、最近、
『小櫃川さんって、子供の頃からお稽古事をやっていたんですか?』とか、
『いつも着物で出かけているんですか?』とか、
『歌舞伎を昔から観ているのですか?』とか、
『和菓子しか食べないんですか?』とか、
よく聞かれるのですが、
そんな事はぜーんぜんっありません。
っていうか、和菓子以外だって食べるわい! どんな人じゃ!
『和』について深く取り組み始めたのは、一座を起こしてからです。
ホントに、ここ3~4年。
和モノが好きなのは自覚していたのですが、
当時はまったく方向性の違う表現をしていたため、
「そこ」に、どう手を出せばいいのかが分からなかったのですね。
着物だって着たことなかったしねえ。
なので、もともとは普通の兄ちゃんです。
なんで「そう見えるのか」といえば、
たぶん、育った環境が影響しているのだと思います。
普通の家なのですが、案外、昔かたぎと言いましょうか・・・
母方の家系は大工が多く、皆、職人気質です。
母の実家は木更津市内なのですが、けっこう山奥で、周りは木と田んぼと川。
実家の周りにはいつも木材やカンナやノコギリが転がっていて、
おがくずの匂いが漂っていました。
そこにお盆や正月になると、
7~8家族(それぞれ、子供が2~3人はいる)がいっせいに集まって、
お母さんは達はみんなでご飯を作り、
男衆はタバコと酒で盛り上がり、
子供たちはかくれんぼやらなんやらで大騒ぎをするのですね。
ちなみに、子供たちは9割が女の子でした。立場キツイ。
正月は餅つきをして、
お盆には手作りのおはぎが出て、
コンビニがないので、駄菓子屋でアイス買って、
庭で花火して、と
そんな『田舎』が、当然のようにありました。
父がまた、多趣味というか多芸というか、とにかく器用で、
家にギターがあるかと思うと三味線があったり、
そうかと思うと尺八吹いていたり、
囲碁と将棋を交互にやっていたり、
竹やぶから竹を採ってきて、竹馬作ったり、
切り絵やってたり、
まあ、とにかく色々やる人です。
ああ、そういえば正月は着物着てるなあ(笑)。
演歌大好きですしねえ。
多分、そんなこんなが混ぜ合わさって、
小櫃川 桃郎太は育ったのだと思います。
つまり、周囲に『和』の特色を持ったものが多かったのではないか、と。
では、『和』の持つ特色とは?
続きは、また後日。
小櫃川 桃郎太(おびつがわ ももろうた)
公演から早くも一週間。
一昨日、「散ってしまう前に」
とばかりに、上野公園に桜を見に行って来ました。
早朝の仕事だと16時にあがれるので、
そのまま山の手線に乗って、20分ほどで到着。
春風に吹かれながら、ビールと焼きそばを手に持ってぶらぶら。
いやあ、桜、キレイでした。
落語にも、花見にちなんだ噺がいくつかありますが、
昔から日本人は花見が大好きだったんでしょうね。
花とか月とか山とか川とか、そういったものと『酒』や『祭』は
切っても切り離せない関係。
風景を楽しむという感覚がもともと備わっているのですね。
うんうん、とても素晴らしい。
さて、花見を堪能しつつ、鍛錬はしなければなりません。
本日は久しぶりにワークショップに行って来ました。
身体はむしろイイ感じ。
新しい人達との出会いが、いい刺激になったようです。
それこそ、桜の木のように
静かに、そして力強く
はらはらと花びらを舞い散らせ
儚く、美しく
そんな存在感を持って舞台に立ちたい、と思っております。
別に『紅天女』になりたい訳ではないですよ。念のため。
6月にも客演を控えているので、さらなるパワーアップを目指し、
駆け抜けたいと思います。
いざ! いざ!!
小櫃川 桃郎太(おびつがわ ももろうた)
【恩田ツアー2008 世界の雛形とタイムマシーン製作講座】
無事に終了いたしました。
御来場くださった皆様、どうもありがとうございました。
公演を観に来てくれた仕事先の人が、会うなり
「ぽん!」と言ってきたのは、嬉しかったなあ。
「ぽん!」と言ってきたのは、嬉しかったなあ。
「ぽぽん!」と返しておきました。
みんなで「ぽん・ぽぽん・ぽぽんぽぽん!」を流行らせよう!
今回の公演では、ほとんどの方が初対面で、
新たな刺激と経験をたくさんいただきました。
新たな刺激と経験をたくさんいただきました。
以前にも書きましたが、役者の皆さんが非常に個性がバラバラで、
幕の内弁当のような華やかさがあったのではないでしょうか。
幕の内弁当のような華やかさがあったのではないでしょうか。
今回の公演、客席と舞台を入れ換えて創ったり、
異なる世界の画面が同時に現れたり、その中を自由に行き来する人物がいたり、と、
かなり入り組んだ世界を創りだしていましたので、
観客の皆さんは、かなり戸惑ったのではないでしょうか?
異なる世界の画面が同時に現れたり、その中を自由に行き来する人物がいたり、と、
かなり入り組んだ世界を創りだしていましたので、
観客の皆さんは、かなり戸惑ったのではないでしょうか?
何しろ、縦横に画面が四分割されていて、各空間にいる人物達が、
それぞれの角度で違う画面を見て会話を行ったりするわけですから、
それぞれの角度で違う画面を見て会話を行ったりするわけですから、
「難しくて分からない!!」という方も当然いたと思います。
私なりに、今回の公演の世界をたとえ話にしてみると、こんな感じです。
ある雨の日、あなたは傘をさして買い物に出かけたとします。
あなたは、道を歩いていて、ふと水溜りが目に留まります。
「なんで、目に留まったんだろう?」
そう思いながらも、あなたは目を向けます。
その水溜り中をよく見ると、自分の姿は移っておらず、
代わりに、どこか異国の風景が移っている。
代わりに、どこか異国の風景が移っている。
驚いたあなたは、水溜りをじっと見ます。
そこでは奇妙な格好をした人々が、楽しそうに何かをしている。
歌っているのか。
踊っているのか。
手を伸ばしてみるけど、やはりそれは水溜り。
でも、そこに移っている人々は消えない。
あなたは夢中になってさらに見ていると、
別の水溜りにも、違う風景が映っている。
別の水溜りにも、違う風景が映っている。
あなたは驚き、さらにじっと見る。
その世界の住人は、テーブルを囲み、真剣に何かを話し合っている。
が、そのテーブルの上に乗っている皿の中に、
別の水溜りの住人達がひょっこり現れたりする。
別の水溜りの住人達がひょっこり現れたりする。
ふたつを交互に覗いてみると、
どうやらそれぞれがそれぞれの時間で進行しているらしい。
どうやらそれぞれがそれぞれの時間で進行しているらしい。
ふと、あなたは気づく。
傘から落ちてくる雫にも、別の世界が映っている。
ひとつひとつの雫に、それぞれ違った世界の映像が映っている。
いくつも、いくつも、世界が空から降ってくる。
雫は地面に落ち、繋がって小さな水溜りをつくり、また違った世界を映し出す。
その水溜りが、また別の水溜りと繋がると、いくつもの世界が混ざっていく。
あなたは、なんだか楽しくなって、雫を手に取る。
そおっと、手の平に乗った世界を覗き込む。
そこには・・・
雨が降る。
世界があちこちに跳ね回る。
観客の皆さんが目にしたのは、
そんな世界の一部なのではないかな、と考えております。
そんな世界の一部なのではないかな、と考えております。
・・・えっと、これ、稽古場などで聞いた恩田さんの話を、
私なりに解釈して再考したものなので、恩田さんの真意とは違うかも知れないのですが、
そこは皆さんそれぞれに考えがあると思うので、書いてしまいました。
私なりに解釈して再考したものなので、恩田さんの真意とは違うかも知れないのですが、
そこは皆さんそれぞれに考えがあると思うので、書いてしまいました。
私の解釈では、こうなったのですよ。
私がアフタートークで質問したように、
今回、恩田さんが取り組んできたテーマは、本来は映像作品で扱われる事が多いと思います。
今回、恩田さんが取り組んできたテーマは、本来は映像作品で扱われる事が多いと思います。
それをあえて舞台で(身体を使って)表現しようという、恩田さんの意思は、共感するものがありました。
役者として、今回の公演に力添えができたのなら、
こんなに嬉しい事はありません。
こんなに嬉しい事はありません。
新たに出会った役者さん達とも、
また別の舞台でぶつかってみたいな、と思っております。
また別の舞台でぶつかってみたいな、と思っております。
出演者、スタッフのみなさん、
そして御来場くださった皆様、ありがとうございました!
そして御来場くださった皆様、ありがとうございました!
小櫃川 桃郎太(おびつがわ ももろうた)