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2017/05/26 03:07 |
小櫃川一座のおしながき

 
作品創りをする時、季節感を出すように心がけています。
 
 
公演する時期に合わせて、
季節にちなんだ題材を元に創作を始める事を心がけているのです。
(とは言いながら、12月に【竹取物語】をやったり
5
月に【四谷怪談】をやったりしているのですけど・・・)
 
 
上演作品に季節感を盛り込むことは、
舞台では(特に小劇場では)あまり意識されません。

そもそも、公演する時期が不定期だし、
内容だってそこに合わせる必要は無い訳ですから、当然の事と言えます。
【現代】または【現在】の抱える問題を扱い、
古今東西の様々な命題に挑戦する
<演劇>という芸術を考えるならば、

季節感などは二の次。
それが無くたって、特に問題は無いのです。
 
 
では、なぜ私がそこにこだわっているかと言えば、

【季節感】とは、我々日本人が持っている、
強い【武器】だと思っているからです。
 
 
 
【和モノ】を【日本人】が創作する場合、
季節感というものは、切っても切り離せないものになってきます。

料理や菓子の世界に代表されるように、
四季の素材や景観を作品に取り込むのは、身近に行われている事です。
 
例を挙げれば、
「もうすぐ、こどもの日だねー。」と言われて、
当然、頭に浮かぶのは
【鯉のぼり】や【かしわ餅】。
 
というように、
誰でも子供の頃から四季の情景や行事には共通の認識を持っていて、
いわゆる【和モノ】は、そこを無視しては語れないのです。
歌舞伎などは、まさにそうですよね。
 
 
季節の草花や空気感、折々の情景、行事、祭事
などを取り込んだ作品(商品)の開発は、
長い歴史の中で、様々なジャンルにおいて
常に、新たに行われています。
そして、我々日本人は、その能力に非常に長けているのです。
 
これは世界的にみても、大変に珍しいそうです。
 
 
 
ここで話は戻りますが、演劇に季節感を取り込む事は、必ずしも有効とは限りません。
 
 
ですが、
自分達には、そういった特殊で素晴らしい能力が備わっているという事は、
もっともっと認識するべきだし、
それを活用しない事は非常にもったいないな、と思うのです。
 
話が大きくなりますが、
自分の生まれた国の持っている特長を知り、活用する事は、
それがどんなジャンルであれ、
世界で戦える力をもはぐくむ事になると思っています。
それが、私の考える【武器】です。
 
そのうえで、【現代】や【現在】だって、キチンと踏まえるのですけどね。
そこはコッソリと。
 
 
 
一座での過去の作品を並べてみると
 
【春之仁】 ヤクザもの(4月) 
【夏之仁】 四谷怪談(8月) 
【秋之仁】 長屋もの(11月)  
【冬之仁】 竹取物語(2月)
【帰ってきた夏之仁】 (5月)
【雪女】  (2月)
【番頭!皿屋敷】 (5月 こどもの日)
【怪談・まんじゅうこわい】 (8月 お盆)
 
あ、あと番外編で
【マッチ売りの後家】(12月 大晦日)っていうのがあったな()
 
 
当面の目標は、
各月ごとに1作品以上の脚本をストックする事です。

 
書き溜まったら、『12ヶ月連続公演』やりたいな。
 
 
 
 
 
                          小櫃川桃郎太(おびつがわももろうた)
 
 
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2008/04/29 20:29 | Comments(0) | TrackBack(0) | 桃郎太は考える

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