続きです。
【ゲスト出演者のみなさんと】
ゲスト出演者も多くいたのですが、皆さんとってもいい人達でした☆
初日にライブをしてくれた大阪出身の男性デュオ『ひまり』のお二人。
とても気さくなお兄さんたちでしたよ。
歌声に誘われて、だんだん人が集まってくる様子が、ストリート出身の彼らの力を表していたように思います。
一緒に写真を撮ってくれたり、ライブが終了して帰る時に、私がステージから降りてくるのを待っていてくださって、「ありがとうございました!」と握手してくれました。
あれ、嬉しかったなあ。
ひまりのHPの『スタッフ裏話』に一緒の写真が載ってます。
http://www.himari.tv/staff/2009/11/
年明けのライブに向けて、各地で活動を続けているそうです。
ガンバってください!
現役の大学生にしてマジシャンの岡井泰彦さん。
やはり、お客さんとのやりとりが上手かったですね。
「ここ、拍手するところですよ。」
といったトークで、巧みに観客との距離を縮めていく。
これも、いわばマジックか?
瀬田さんとふたりで真剣に観てしまいまして、
「え、なんで?」とか「うわ、すげー」とか言ってました。(笑)
さて、今回目玉のエハラマサヒロさんと鉄拳さんのお笑いライブは超満員!
お客さんが殺到しておりました。
いやあー、二人とも面白かったなー、さすがですよ。
鉄拳さんは子供達に大人気☆
エハラさんは、なぜか30代くらいの男性に人気が高いそうです。(笑)
確かに、私もその一人☆
お二人とも、分刻みのスケジュールのため、出番の寸前にステージ裏で顔合わせして、すぐ本番。
もう、とにかくパス回しが上手いんですよ。
きっちり観客の空気をキープしながらも、こちらの事も意識してくれてる。
「俺が俺が」という意識をまったく感じなかったですね。
エハラさんに「終わり間際に、もう一回ネタを振ってもいいですか?」と言ったら、
「もちろん、ええですよ。」と快諾してくださいました。好い人だなあ。
出番前に私が「スキャットマン・ジョンのものまねが大好きなんです!」と言っていたためか、
最後の最後にやってくれました。ヤッホー☆
いや、お子様には分かりづらかったかも知れないんですけど・・・
あれ、メチャクチャ面白いんですよー!
みなさん、本当に気さくで、仕事に情熱を持った方々でした。
一緒に仕事ができてよかったです。自分もそうありたい、と思います。
【そして花火は打ちあがった】
当日にも書きましたが、雨がね、待ってくれたんですよ。
二日目は、天気が崩れるかもしれないとの予報がでていました。
雨が降れば、予定していたステージの出し物も、大幅に変更になってしまう。
何より、最後の花火が出来なくなってしまうのです。
「どうしても花火は打ち上げたいんです。」と、実行委員のみんなが言います。
この花火は、一年かけて準備してきた学園祭の、いわば象徴なのです。
私も、イベントを進行しながら、空模様を気にしていました。
日が暮れて、グランドフィナーレが始まると、雨がパラつき始めました。
私は「頼むよ。」と、祈るような気持ちで空を見上げます。
すべての出し物が終わり、企画賞が発表され、私の出番はここまで。
あとは、委員長の挨拶を残すのみです。
客席側にまわり、じっと見守ります。
雨足が少しずつ強くなり始め、客席では、あちこちに傘が差されます。
ステージ上では、連絡係から、最後の伝達が―。
そして、花火は打ちあがりました。
キャンパスの校舎よりも高く上がり、秋の夜空に大輪の花を咲かせたのです。
この花火は、なにげに花火大会並みに盛大なのですよ。本当に凄いんです。
後ろにいた高校生らしき人達が「IVYやるじゃん!」と言っていたのが印象的でした。
お世辞ではない、本当の言葉ですよね。
全てが終了してから、雨は本降りになりました。
こういう奇跡が起こせたのって、素晴らしい。
バラシが大変だっただろうけど、きっとそれも平気だよね。
もう、一ヶ月が経ったのですね。
みなさん、お元気ですか?
私は、あの二日間を思い出すと、じんわりと温かな気持ちになります。