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2024/04/25 22:19 |
こんな夢をみた



目が覚めると、沖縄にいた。


理由は分からないが、そこが確実に沖縄だという事は分かる。別に暑くはないのだが、確かに沖縄だ。
外に出ると、木々の間の通り沿いに美しい海が見え、海上には何故か現代様式の軍艦が浮いている。


「・・・何故だ? 何故、自分は沖縄に?」


ふと、自分の手の中に携帯があることに気づき、見てみると着信が3件。

「しまった! 8時から東京で仕事じゃないか。沖縄にいる場合じゃない! 何やってんだよ、始発で出れば間に合ったのに!」

いや、間に合わないだろう・・・


「どうしよう。どうしよう。いったい、自分は何をやっていたんだ? なんで沖縄?」


ふと、見てみると、周囲に人の気配がまったく無い。
木々を揺らす風の音と、波の音のみが響いている。

自分は直感する。

どうやら、今、この世界には自分しか居ないらしいのだ。
直感で解る。
なんてことだ・・・!!



「なにやってんの?」

唐突に小さな女の子に声をかけられる。
ああ、他にも居たのね。



「こっちこっち。」

女の子は、自分を手招きして、小さなトタン屋根の家に案内する。
はっきり言ってボロい。
安っぽい貸し屋である。
入り口も、玄関なしの部屋に直結する引き戸だ。


「ただいまー」

女の子が入っていく。


「ああ、そうか、ストーリー展開上、自分はこの女の子とラブラブになるのだな。ベタだなあ。」

などと勝手に考えながら、家を覗くと、中には弟らしい男の子が3人遊んでいて、奥に父親がひとり。


ボロボロの畳敷きの部屋に座っている父親は、なぜか桑田佳祐であった。


(桑田佳祐が、なぜここに・・・?)

しかも、若干やさぐれている。
ラクダシャツを着て、無精ヒゲといういでたちである。
こちらをジロッと見て、小さく「どうも」とだけ言った。

「娘が世話になったね」
「あ、いえ・・・」

立っているのもなんなので、中に入ろうと片足をかけると、
「別に入らなくてもいいのに」
と桑田佳祐に言われ、仕方なしに立っていた。


「何故、こんな状況に・・・? なんで沖縄・・・? なんで桑田佳祐・・・?」




冬の気配の強まる朝、こんな夢を見た。


夢占いだと、どうなるんだろう?




     小櫃川 桃郎太(おびつがわ ももろうた)




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2009/12/09 16:51 | Comments(2) | TrackBack() | 未選択

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コメント

自分しかいないとすると…誰からの着信!?
しかも3件も!!
posted by みーねーさんat 2009/12/18 13:38 [ コメントを修正する ]
ま、その辺は夢ですので・・・(笑)
posted by 小櫃川桃郎太at 2009/12/20 01:12 [ コメントを修正する ]

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