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2017/05/26 03:12 |
霜月・歌とお芝居② ~路上芝居 in 柏~ 『藪の中』前半

 
 
さて、コンサートが終わり、ホッとしたのもつかの間。
4日(日)は柏市との提携イベント
路上芝居『藪の中』に出演してきました。
以前ブログに書いた【DULL-COLORED POP】(以下、ダルカラ)の主催、
谷賢一さんのお誘いで、出演する事になりました。
 
 
『藪の中』は、芥川龍之介の作品。
ある一体の死体をめぐり、関係者達が一人ひとり証言していくのですが、
それぞれの証言はバラバラでつじつまが合わない。
だが、それぞれ、説得力と現実味がある。
さて、真相は・・・?
 
「真相は藪の中に・・・」の語源になった、とても短いスリリングな小説です。
 
 
ダルカラ谷さんから「路上芝居に出演しませんか?」と言われ、
「いいですよ。」と二つ返事で受けてしまったこの企画。
なんだか、楽しそうな予感がしたのである。
 
出演者リストのメールを読んだとき、思わず小躍りしてしまいましたよ。
以前から共演してみたかった猫道さんとハマカワフミエさん。
5月に知り合ったばかりですが、やはり、やりあってみたかった岩☆ロックさん。
そして、『雪女』以来の共演、危村武士さん。
さらに谷さんがどういった演出をしてくるのか?
もう、ワクワクですよ。
 
そして、今回の公演でお知り合いになれた、菅野貴夫さんと大野遥さん。
二人ともタイプは違いますが、非常に≪オトコ≫の香りのする役者さんでした。
ああ、また新たな出会いが・・・嬉しい。
 
 
稽古回数は非常に少なかったです。
限られた時間の中で、あーでもない、こーでもない、と意見を出し合いながら、
兎にも角にも本番当日、柏へ集合。
私、着物で行ってきました。
 
 
柏駅の改札をくぐると、紅い番傘を持ったジャージ姿の谷さんが(笑)。
続いて旅僧のような格好のロックさん登場。
で、着物の私。
すでに何者なんだか分かりません。
 
 
 
会場に到着し、やはり最初に声の響きを確認しました。
先日のいちょうホールとはまったく異空間。
そりゃあそうだろう。外だもの。
 
 
で、皆さんそれぞれで動き回ったり、声を出したりしていたのですが、
通りがかりの人達が、不思議そうに見ていったり、足を止めたりしていきます。
これ、非常に楽しい。
 
そんな中、ひとりの女の子が通りの向かいからやって来て、
ニコニコしながら我々の稽古を見ていました。
しばらくじーっと見ていたので、チラシを持っていって、
「ゆっくり見ててね。よかったら夜にも見に来てね。」
と言ったら、さらにニコニコ。
その後、20~30分くらいずっと稽古の様子を見ていました。
 
これは、本当に、本当に、本当に素晴らしい瞬間でした。
 
小櫃川一座の目指す『お芝居』のカタチのひとつが、この瞬間にあったのです。

その子が、本番の公演も観に来ていたかは確認ができませんでしたが、それでもいいのです。
 
あの子はひょっとしたら家に帰ったとき、お母さんに
「こんな事があったよ」と嬉しそうに話すかもしれません。
 
または話さないで、自分だけの大切なものとして秘密にしておくかもしれません。
 
ひょっとしたら、これをキッカケに『お芝居』の存在を知るかもしれないのです。
 
こんなに素晴らしい事はありません。
 
 
 
・・・ちょっと熱く語ってしまいました。失礼。
 この子のほかにも、子供達がワイワイと集まっては去って行きました。

注目を集めた要因のひとつは、我々が着物を着ていたからでしょうね。猫道さん、刀持ってたし(笑)。
やはり和装は目立つのだ。
 
 
16時。衣装に着替え、本番の格好で柏駅前でビラ配り。
 
まあ、チンドン屋さながらに拍子木を叩き、番傘を差し、大声張り上げ、配る配る。
谷さんがとても生き生きしていました(笑)。
柏市の人達はとても寛容で、家族連れや学生など、けっこう喜んで受け取ってくれていました。
 いい街だなあ。

しかし、日が暮れてどんどん気温が下がって来るに連れ
「本当にお客さん集まるんだろうか・・・」
という不安が頭をよぎります。
 
何しろ、普段の公演と違って、現地で観客を動員するのですから、まったく予想ができません。
しかも開演は18時半。
テレビが面白くなってくる時間である。ご飯の時間である。
加えて、外は寒い。
会場に用意された椅子は30席。
「4~5人だけの可能性もあるな・・・」
などと思いつつ、楽屋代わりのロビーで待機していると、谷さんが登場。

「間もなく開演します。客席は満員です。立ち見も出てます。」
 
 
・・・マジっすか!?
 
 
 
つづく
 
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2007/11/07 14:49 | Comments(0) | TrackBack(0) | 舞台記録

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