今週末、ふたつの外部公演に出演します。
まずは11月2日(金)。
アンサンブル*レェヴ コンサート
(財)八王子市学園都市文化ふれあい財団・芸術文化活動支援事業
『ノスタルヂア~母ありて サトウハチローの詩によせて』
@八王子市芸術文化会館いちょうホール
前売り2000円
当日 2500円
劇団河馬壱の演出家、中川順子さんが演出を担当。
歌の合間にサトウハチローの詩を朗読します。
サトウハチローといえば、『怪談・まんじゅう怖い』でエンディングテーマとして使用した
『悲しくてやりきれない』の作詞をはじめ、多くのすばらしい歌詞を残している方です。
『悲しくてやりきれない』の作詞をはじめ、多くのすばらしい歌詞を残している方です。
朗読という分野自体がほとんど未経験ですが、精一杯、頑張ります。
次は11月4日(日)
前回ちらっと書きましたが、【DULL-COLORED POP】(ダルカラードポップ)主催の谷 賢一さんのお誘いで、柏市で行う路上芝居に出演いたします。
題材は芥川龍之介の『藪の中』。
路上芝居も初体験です。
以下詳細。
日時: 2007年11月4日(日) 18:30~
場所: 千葉県柏市・寺島文化会館前広場
料金: 完全無料
出演: 危村武志(巌鉄)、岩☆ロック(岩☆ロック座)、猫道(猫道一家)、小櫃川桃郎太(小櫃川桃郎太一座)、大野遥、ハマカワフミエ(3WD)、菅野貴夫
ゲストコンパニオン: 堀奈津美(DULL-COLORED POP)、清水那保(DULL-COLORED POP)
統率: 谷賢一
場所: 千葉県柏市・寺島文化会館前広場
料金: 完全無料
出演: 危村武志(巌鉄)、岩☆ロック(岩☆ロック座)、猫道(猫道一家)、小櫃川桃郎太(小櫃川桃郎太一座)、大野遥、ハマカワフミエ(3WD)、菅野貴夫
ゲストコンパニオン: 堀奈津美(DULL-COLORED POP)、清水那保(DULL-COLORED POP)
統率: 谷賢一
まあ、出演者がすごいです。芸達者ばっかり。
より詳しい情報は
http://www.playnote.net/
にて。
さて、そんな中、日曜日に
演劇ユニット『恩田ツアー』の主催、恩田ゆみさんの演劇ワークショップに参加してきました。
三月に行われる『恩田ツアー2008』の公演を見据えたもので、外部のワークショップに参加するのは久しぶりです。
参加者は10人程。
久々にエチュードなどやりました。いやあ、なんだか気恥ずかしかった(笑)。
恩田さんは身体感覚を重視している方のようで、
まずは筋トレやヨガを取り入れたストレッチなどを行いました。
(女性には少しきつかったのではないだろうか?などと思いつつ)
まずは筋トレやヨガを取り入れたストレッチなどを行いました。
(女性には少しきつかったのではないだろうか?などと思いつつ)
名前を覚えるためのゲームや、即興のシーン創りなどを行い、
最後はテキストを使い、音楽に身体をのせ、台詞を走らせるメソッド。
最後はテキストを使い、音楽に身体をのせ、台詞を走らせるメソッド。
全員でぐるっと輪になり、過去に上演されたテキストを順番に回して読んでいくのですが、
途中からテンポの速い音楽がかかり、その音楽のリズムに乗り、みんなで身体を動かしつつ読んでいきます。「皆さん、笑顔で!」という恩田さんの声がとても嬉しそう。
途中からテンポの速い音楽がかかり、その音楽のリズムに乗り、みんなで身体を動かしつつ読んでいきます。「皆さん、笑顔で!」という恩田さんの声がとても嬉しそう。
「セリフというのは音である」
という考えの下に行われたこの即興、非常に楽しい。
セリフの内容や意図・背景をとっぱらった時、言葉は意味を離れ、ただのことばとなる。
音になる。自由になる。
そして、自由になったことばは新たな言葉に生まれ変わる。
これは、谷川俊太郎さんの詩などに通じる、言葉の異化であり、遊びの要素をたくさん持っています。
役者というものは、言葉を操る表現者ではあるかもしれないが、言葉とは身体を通して生まれてくるものであり、観客は身体を通した言葉を通じて演者の≪何かしら≫を感じ取る(小櫃川一座では、これを『空気』と名づけています)。
それは、戯曲の内容うんぬんを考える前に、演者が知っておかなければならない事なのではないでしょうか?
なんか、このままシーンがひとつ創れそうな勢いでした。機会があれば、またやってみたいな。
参加者の方達は、お互いに初対面の人が多く、最初は緊張気味でしたが、終わる頃にはすっかり打ち解けてしまいました。
知らない人同士が、身体を動かす事によって理解しあえるって、すごく良い事だなあ。
知らない人同士が、身体を動かす事によって理解しあえるって、すごく良い事だなあ。
番長と番長が殴りあうようなものですね。多分。
ワークショップ終了後、参加者全員で居酒屋へ!
・・・行くはずだったのですが、私は『藪の中』の稽古があるため、泣く泣く断念いたしました。
恩田さん、お誘いいただいてありがとうございました!
・・・行くはずだったのですが、私は『藪の中』の稽古があるため、泣く泣く断念いたしました。
恩田さん、お誘いいただいてありがとうございました!
さて、今週は本当に忙しい。頑張ろう。
小櫃川桃郎太(おびつがわ ももろうた)
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