先日、演劇養成所の同期の結婚式に行ってきました。
といっても、二次会だけですが。
中野サンプラザへ初めて行ってきました。
新郎が私の同期。
180を超える高身長。
しかもパンクラス(当時)などの格闘技が好きなので、身体をメチャクチャ鍛えており、
男ながらに惚れ惚れしてしまいます。
彼はすでに役者は辞めているのですが、
この日のために再びジムに通い、かつての体格を取り戻したとの事。素晴らしい。
「社会人って、太るんだよ。」との事。
食い物が違うからかなあ。
何はともあれ、おふたりの末永き幸せを祈っております。
しかし花嫁って、どうしてあんなに美しいのでしょうね?
さてさて、来客にも同期が10人ほど。
養成所時代から、すでに10年の月日が経っているのですが、
集まってみればあっという間に当時の感覚になります。
当時、私は20歳。同期の中ではかなり年下でした。
みんな年齢も経歴もバラバラだったわけですが、共に競い合い、ぶつかり合い、毎日を過ごしました。
その養成所では、本当に朝から晩まで芝居の稽古ばかりで、そこが家みたいなものでした。
みんなが仲間であり、半分家族のようなものだったのです。
ま、もちろん喧嘩もたくさんしました。いや、本当に(笑)。
二次会が終わり、居酒屋に入り、まず気が付いたのは
「みんなスーツ着てる!!」
でした。
大笑いです。
だってあたしら、スーツなんてこんな時くらいしか着ませんもの。
みんなジャージ姿のイメージですからねえ。
あ、私ですか?この日はスーツでした。
着物も考えたのですが、あまりに目立ちすぎるので・・・。
演劇を辞めた人、続けている人、
お笑いの道に進んだ人、
レストランのプロデューサーになった人、
母親になった人、
映像で活躍している人、
学校の先生になった人・・・
本当に様々です。
でも、みんないい顔をしていました。
自分は東京に出てこなければ、この人たちと出会う事は無かったでしょう。
演劇を始めてから、多くのいい出会いを経験しました。
もちろん、辛い経験もたくさんあったけど。
それだけでも、演劇をやってきた価値はあるのではないかな、と思うのです。
小櫃川 桃郎太(おびつがわ ももろうた)
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