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2017/09/22 20:50 |
『視野』という『空間』

reset-N 『視野』を観劇してきました。
いや、面白かったんだこれが。


会場はフラット。
椅子はなく、観客は座布団を受け取り好きな場所に陣取る。
このスタイルが、大変興味深かった。

ドリンク付きなのでビール片手によっこら。
音楽と照明が心地よい。






『見上げる』演劇であった。


夢と現の境を生み出すようなreset-Nの作品世界(だと、自分は思っているのだが)。
舞台の境界と椅子の高さが無くなった時、空間全体が世界になり、その中に自分達がいる。

なんだか、水中にとぷんと沈み、水面を見上げているようである。


天井が高く、芝居の最中も天井部がよく見えるのだが、見上げてみるとそれがまた美しい。
こういう作品だと、余所見しても面白いのである。
(途中でビール買いに立ちたかったけど、ちょっとそれはしづらい雰囲気でした)


さて、今書いているのは俗に言う「セットが素敵だった」というようなことでは決してない。

この作品は外から『観る』のではなく肌で『感じる』ものなのだ。
舞台に映し出される世界を傍観するのではなく、その世界に入る、一部となる。
彼らは、そんな空間を創り出した。

今回は、椅子をとっぱらった時点で、彼等の勝ちである。
これ、一座でも参考にしたいなあ。



終演後にパンフを読んだのだが、主催の夏井さんのひと言。

「これが演劇です」

なるほど。



行き返りに渡る吾妻橋が、またなんともいい効果でした。
ほら、あの、神社にお参りに行くような感じね。

隅田川を眼下に橋を渡り
ふたたび、日常へ。

 

       小櫃川 桃郎太(おびつがわ ももろうた)
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2010/06/12 02:21 | Comments(0) | TrackBack(0) | 観劇記録

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