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2024/04/24 07:52 |
ほんの刹那の、大切な何か



「演劇とは、刹那の出会いである。」


誰かが、そう言ったような気がするが、自分がそう思っただけかも知れない。


稽古期間から考えて、ほんの数ヶ月。
公演期間で考えれば、わずか三日間。
役者と、スタッフと、観客が、2時間足らずの間に出会う。

その、刹那の出会いに、役者もスタッフも全身全霊を込める。


同じ出会いは、二度と無い。
すべては、その一時に限られる。

良き出会いとなるために、
自分の力のすべてを込める。


「おつかれさま」と
心から言えたなら、
それは、きっと、良き出会いだったのだろう。


大きくても小さくても

その、刹那の出会いには

きっと、何か意味がある 。




      小櫃川 桃郎太(おびつがわ ももろうた)

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2009/07/21 23:23 | Comments(0) | TrackBack() | 想うこと

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