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2017/07/23 01:52 |
柏市民劇場CoTiK第一回公演『ロミオとジュリエット』
 





 
 
柏市民劇場CoTiKの第一回公演『ロミオとジュリエット』を観劇してきました。
 
「柏で創り、柏で観る」をテーマに行われた公演で、
地域の人間達から参加者を募り芝居を創るという試み。
 
 
仕掛け人は、昨年、野外劇『藪の中』でお世話になった、
DULL-COLORED POPの主催、谷賢一さんです。
 
とりあえず、まずはここを見てくだせえ。
 
 
 
 
 
各出演者が、非常に生き生きしていて、大変見ごたえがありました。
正直に言えば、もっとドタバタになるかと思っていたのですが、なんのなんの。
逆に幕開きで「案外うまいなあ・・・」と不満(?)になったくらいです。

モンタギューとキャピレットの両家が出てきた瞬間、空間の質があっという間に変わりました。
いやあ、面白い!!
お父さん世代って、どうしてあんなに魅力的なんだろう?

さらには私的に今回のMVP、乳母が最高でした。
確かに、元々おいしい役といえばそうなのですが、あの空気は生半可な気合では出せますまい。
劇団河馬壱で共演しているcozyさんも奮闘しておりました。
 
 
この時期、養成所や専門学校の卒業公演も数多くありますが、
そこと、この公演が確実に違うのは、

○地域の人々(隣人)が舞台を通して出会った事。
○年齢層がバラバラであった事。
○世代の違う出演者が皆、同じスタートラインに立っていた事

だと思います。
 
 
出演者は稽古を通して、自分と違う世代を見つめるわけで、
それは自分との差異を見つめ、自分と、さらには自分以外(社会?)と向き合う事になります。

先輩も後輩もないわけで、何かがしたいから集まった人々がぶつかり、
エネルギーを生み、それがまた観客に何かしらの影響を与える。

観客だって多くの人が柏市民です。
【自分達の生活圏に】新たな出来事が起こった事。これが大きいのです。
 
 
 
この企画の事は、昨年から聞いていたのですが、最初に浮かんだ言葉は
「いいなあ!」でした。

 
パンフレットに谷さんも書いていましたが、
演劇というものの素晴らしさのひとつは【出会い】、そして【繋がり】です。

ひょっとしたら、いや、まず間違いなく、この公演がなかったら、
出演者並びにスタッフの方々は、ここまで深く【出会って】はいないと思うのです。

世代も職業も関係なく、共に考え、動き、悩み、あるときは泣き、笑い、
がむしゃらにがむしゃらにひた走った体験というのは、こりゃあ、大変なものです。
とても強い、強い繋がりが生まれたのではないでしょうか。
 
演劇というものには、本当にそういう力があるのです。 
語弊を恐れずに言えば、私が演劇に関して確実に知っている事はその部分だけです。
そこがとても好きなのです。
 
 
 
【種を蒔く】という事をずっと考えていまして、
演劇(お芝居)を都市の外に持ち出すというのは、一座の構想にずっとあります。
今回の『ロミジュリ』は、ひとつのモデルとして、とても参考になりました。
 
 
 
企画などについて言えば、
なぜ、今回『ロミジュリ』を選んだのか
とか、
最後、ロミオが鶴屋南北作品の主人公のように切りまくっていく設定にしたのはなぜか
とか、
「ロミジュリって、こういうお話だったんですね!」って言っていた人達がいた
とか、
細部の変更点についてとか、まあ、色々伺いたい事もあるのですが、
とりあえず、そこは置いておいて、
今回の公演は、大きな意義のある企画だったと思います。

 
谷さん、そして皆様、お疲れ様でした!!
 
 
 
 
 
                              小櫃川 桃郎太(おびつがわ ももろうた)
 
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2008/02/20 00:28 | Comments(0) | TrackBack(0) | 観劇記録

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