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2017/10/24 18:29 |
狂宴は終わり、それぞれの日々へ
 
『魔夏二放ツ独演ノ狂宴』無事に終了いたしました。
御来場くださった皆さん、ありがとうございました!
 写メール、たくさん撮っていただいてありがとうございます。
是非、こちらへ↓
ob2-mo2@r4.dion.ne.jp
 
 
『怪談・まんじゅう怖い』いかがだったでしょうか?
 
アンケートを読むと、
「ホッとした」とか「ホットミルクを飲んだ感じ」といった感想が多く見られました。
これはとても嬉しいです。
今回、出演者の顔ぶれを見て、自分はそのポジションになるだろうな、という、
少しいやらしいですが、まあ、そういう計算はありました(笑)。
おそらく、他の出演者はけっこうキツイ内容の作品を出してくるだろう。
ならば、自分はアクセントになりうる、と。
しかし、寸前までそこは悩みました。
 
与一の、まんじゅうが怖くなった理由。
女房か娘、どちらかが「死」という結末に至らないと、与一の苦悩が表現しきれないのではないか? 
そんな意識が付きまといました。当初は、女房が死ぬ設定になっていたのです。
しかし、小夜子と与一の関係性、与一が起こす行動の結果に残る想い。
やはり焦点はそこにしたかったのです。
だって、小夜子は生きていかなくてはならないのですから。
 
実は、自分の出演寸前になって、またもや「設定を変えようか?」
という考えが浮かび上がってきたのです。
が、しかし、稽古してきたモノの重要な部分を寸前で変えることは、絶対に良い結果にならない
ということを経験上で知っていたので、踏みとどまる事ができました。
 
「仕方がない。俺が作品を創る場合、どうしてもこういう作品になるのだ。」
 
そう思い、舞台に上がりました。
皆さんが、与一と小夜子のそれぞれにどんな思いを抱いたか、気になるところではあります。
きっと、意見が分かれるのでは?
 
 
 
今回のイベントで、観客は、ある5人の男女の『人間模様』を観たことになります。
 
各作品の登場人物達は、ある点において一途で、滑稽で、
しかし愛すべき、真面目で、ひたすらに不器用な人間達だったのではないでしょうか。

それは、
ハマカワさんの『無償の愛をひたすらに求める孤独な女性』であり、
ロックさんの『故郷と家族と自分の現状』であり、
猫道さんの『果てまで進む男の美学と無限地獄』であり、
小櫃川の『悲しくてやりきれない夜』であり、
ミサイルさんの『内に潜む魔獣との戦い』なのではないか、と思うのです。
 
彼らは、それでも生きていく訳ですから。
 
 
偶然か、それとも必然か、
このイベント自体が、あるテーマの下に創られたオムニバス作品集のようになっていたことは、
観客にとって、出演者にとって、幸福だったのだと思います。
脚本をまとめて、一冊の本にしてみたいですね。
ミサイルさんのはどうなるか予想ができませんが(笑)。
 
 
 
狂宴してくださった皆さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました!
 楽しかったです!
 
                                 小櫃川桃郎太(おびつがわ ももろうた)
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2007/08/15 08:33 | Comments(4) | TrackBack(0) | 舞台記録

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コメント

独りってのは人間が出ますねぇ。

ストレートに言うと、無償の愛を求めてます。寂しいです。

あとはチャゲ&飛鳥じゃないですけど、追いかけて追いかけても掴めないものばかりさ。です。

俺、いい歳のはずなんですが、高校生みたい。です。
posted by 猫道at 2007/08/16 03:19 [ コメントを修正する ]
出ますねえ、とても。

私もひたすらに愛を求めております。

いつまでも少年の心で・・・みたいな?
posted by 小櫃川桃郎太at 2007/08/16 06:59 [ コメントを修正する ]
昨日(あ、もう一昨日だ)、TVで大文字の送り火やってました。お盆って、何だか心がしんとしますね。狂宴、お疲れ様でした。すごいことになりましたね~、かなりインパクトありました(笑)。

桃郎太さんの小夜子は、儚げな女性ですね。与一の話の中にしか出てこないからかもしれませんが。この手の話といえば「幽霊は女」が相場ですが、ここでは逆。で、幽霊の与一が生き生きしているのに対して、生きてる小夜子が私には今ひとつ見えてきませんでした。きっとドロドロの情念が足りなかったのかも?そういえば、桃郎太さんの描く女性はみなサラリと儚げです。雪女しかり。つ、つる女房?う~ん、体型からして儚げとは言えないが(苦笑)、やはり相手を包み込むような、待つ女です。作者の好みの反映かな~?

今日は、歌舞伎座で渡辺えり子演出の「舌切り雀」見てきました。かなりハチャメチャな展開で、三味線バックに、着物姿に小さなチュチュ(スカートの部分)つけて、白鳥の湖を踊るシーンもありました。長年の歌舞伎ファンのおじさんは、「こんなの歌舞伎といえるか!」と怒ってましたが、私は結構面白かった。勘三郎が欲張りばあさんを演じたのですが、この人はお客の心をつかむのが本当に上手い。それに、出てくるだけで周りをうきうきさせるような、陽気なオーラがあるのです。桃郎太さんは歌舞伎、見たりしますか?
posted by Carmenat 2007/08/18 02:18 [ コメントを修正する ]
どうもありがとうございました!
いやあ、大変な事になりましたねえ。
ホント、ありがとうございます。

今回、かなり突貫作業だったため、色々と反省する部分もありますね。その反面、変にゴチャゴチャしなかったのが幸いした部分もありました。小夜子のキャラも、もう一度練り直してみたいですね。
言われてみると、小櫃川一座の作品に出てくる女性って、そういうタイプが多いですねえ。ほとんどのキャラが『だめんずうお~か~』なんですよ。何でだ?

歌舞伎は観ます。が、毎回、一幕見席です。
最近は観に行ってませんねえ。久々に行きたいなあ。
posted by 小櫃川 桃郎太at 2007/08/19 23:11 [ コメントを修正する ]

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