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2024/04/27 08:01 |
言葉を超える、手のひらという感覚
 
☆祝☆
友人が12日に男の子を出産いたしました!
この間書いた友人とは違いますが、この夫婦も小学校同期です。
いやあ、めでたいなあ。
元気に育って欲しいです。
 
 
さて、『みくしぃ』を始めて、数日。
この間出演した、『NEKOMICHI ROCK FESTIVAL'07』の方々が登録してくれました。
一座の常連様であるyoriさんも、登録いただきました。ありがとうございます。
なるほど、なかなか楽しいです。
 
 
こういった電子機器の発達は、とても便利で楽しい。
ですが、その反面、気をつけなければいけないこともある、と私は考えています。
 
デジカメやインターネット、またはケータイの普及に伴い、我々は「機械越し」に相手とやりとりする事が、非常に増えています。おそらく、これからもどんどん多く、早くなって行くでしょう。
例えば、入学式などで我が子の成長を記録しようと、保護者席から、デジカメを片手に一生懸命に撮影をするお母さん、お父さん。
それもいいのですが、その前にしっかりと、自分の子供の成長を、「自分の目で」見てあげて欲しいと思うのです。
(これは、一年程前にとある新聞に載っていた社説の流用ですが、大変共感いたしました)
 
最近、現代の子供たちは「体験」する機会がどんどん減っていると言われています。
でも、それは大人の反映なのです。そしてこれは、とても「もったいない」事です。
私が演劇というモノを続けているのは、そういう部分もあります。
芝居(演劇)とは、突き詰めれば(遡れば)「体験」そのものであり、とても原初的な、ローテクなものなのです。多分。
直接、その場に居て、肌で体感するから芝居(演劇・またはライブ)は面白い。
やはり、それは《体験》です。
 
電子機器の発達した現代だからこそ、逆に必要とされてくるのではないでしょうか。
 
 
私は、「手のひらの感覚」というものを、とても信頼しています。
理屈っぽいので、ゴチャゴチャしたときは、手で触れて、感じるようにしているのです。
(余談ですが、樹や土に触れるのが大好きです。とても落ち着きます。)
 
 
 
一座の公演でも、その感じてもらう部分は、大切にしています。
和風芝居・芝居小屋の持つ、自然とともに培ってきた温もりのようなもの。
日本人が根底に持っている、懐の広さと柔軟性。
それは古典ではなく、誰もが今も遺伝子レベルで持っているのだという事。
このネット社会でコテコテの時代劇をやる事は――時代に逆行する事は――、おそらく意義があるのではないか、と思っています。
 
まあ、でもそんなに難しく考えずに、まずは楽しんでもらいたいのですが。
 
 
自分が、いつか父親になった時は、子供とたくさん手をつないで、たくさん頭をなでてやろう!
なーんて考えております。わははは。
 ゆっきー、ハマ、おめでとう☆
 
                                              小櫃川桃郎太
 
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2007/05/14 01:32 | Comments(0) | TrackBack() | 桃郎太は考える

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