次回作について思案中。
過去の作品も読み直したりして、色々考える。
まあ、たかだか4~5作品ですが(しかもオリジナルは皆無)。
どうやら、自分は
○ ベタ(お約束)好きらしい。
○ 庶民を描きたいらしい。
○ なるべくなら、登場人物たちに幸せになって欲しいらしい。
○ が、案外、彼らは大変な目に遭うらしい。
○ 怪談・おとぎ話などの、「視えない」存在との関わりを描いた物が基盤。
○ かといって、泉鏡花とは、少し違うらしい。
○ 結構、あて書きらしい。
○ ベースとなる話が必要らしい。
○ 毎回、役者側から大事な台詞を丸ごと提供してもらっている。
○ 偶数(主に二人)の関係性より奇数(主に三人)の関係性が大事らしい。
○ 『語らない』ことが大事らしい。
○ 『答え』は提示したくないらしい。
○ 小さな事柄を拾い集めたいらしい。
○ あんまり、恋愛を描きたくはないらしい。
○ カッコイイ殺陣なんかいらない。
○ 男だけの話は、多分書けない。
○ 案外、ドロドロした話が多い。
○ 以前にも書いたが、『欠けている』人々が多く出てくる。
・・・うーん。
なんか「黒ーい」モノが、ちらほらと見えるなあ。
公演のアンケートを読むと、「ほのぼのした」とか「楽しかった」というのがけっこう多い。
中には「情念たっぷり」なんてのもあります。
まあ、『四谷怪談』などやっていますから、そこは仕方ありますまいが、それは私の『闇』の部分なのでしょうか?
ほのぼのとしたドロドロ。
どんな芝居なんだ、我ながら・・・。
小櫃川 桃郎太(おびつがわ ももろうた)
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