※本日、日記が三つ更新されております。
『霜月・司会の記録①・②』も、合わせてお読みください
司会を終えて、感想など。
この仕事が舞い込んできたのは偶然であるが、
『地域密着型』をテーマにした、この学園祭は、
『お年寄りから子供まで、みんながそれぞれ楽しめる公演』という、
一座が目指すスタイルに、かなり通じるものがあった。
そのため、私も随分とやりやすかったのは確かである。自然とテンションが上がっていった。
今回、普段の小劇場での公演では中々出会う事は出来ない方々(年齢層もだが、ほとんどが芝居関係者ではない)に、【小櫃川桃郎太一座】の存在を知ってもらえたのは、大きな収穫であった。
もちろん、それはすぐに集客に繋がるわけではない。
しかし少なくとも、確実に演劇の『外』に向けた発信である。
たとえ一座の集客に繋がらなくても構わないのだ。
ひょっとしたら、今回のつかの間の出会いが『お芝居』を知るキッカケになってくれるかも知れない。
たとえ何十年か後にでも、何かしら、その人に影響を与えるかも知れない。
”身近な所から”
それが大事なのではないかと思っている。
ちょうど昨年も、11月に外部出演が多くあった。
(※過去記事『霜月・歌とお芝居①~③参照』。
http://ob2.blog.shinobi.jp/Entry/58/)
我が一座は、劇場での公演もしつつ、こういった外部への働きかけを、
もっともっとしていかなくてはならないのだろうな。
お年寄りや子供たちにも、一緒に観てほしいもの。
一座のスタイルは、あらゆる方向から見て、大変微妙な位置にある。
小劇場演劇
大衆演劇
歌謡ショー
時代劇・・・など、どれかと言えばどれでもなく、特化したジャンルは特に無い。
ハッキリ言えば中途半端である。
だが、それは、あるジャンルとの『中継ぎ』が出来るという事にはならないだろうか。
間口は広く、とても広く。
敷居を低く、ひたすら低く。
だが、決してチープにはしない。
『入り口』として、でんっと構える、誰でも入れる芝居小屋。
どこにだって飛んでいくよ。
理想は、そういうこと。
小櫃川 桃郎太(おびつがわ ももろうた)
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パーマンみたく(笑)。