なぜだか分からないのですが、パソコンからブログに書き込みができなくなり、
最近はもっぱらケータイから書き込んでいます。
時間取られるので、なかなか長文が書けないのですが、がんばります。
さて、既に先々週ですが今年も行ってきました!
『柏市民劇場 CoTiK』!
(コティックと読みます)
簡単に言うと、千葉県柏市の住民が集まって、本格的な演劇の公演を打とうという企画です。
出演者は柏市にお住まいの老若男女で、ほとんどが演劇未経験。
今年は8歳~72歳までいらっしゃいました(!)。
※初演については過去記事
『観劇記録ロミオとジュリエット』をご覧ください。
昨年の『ロミオとジュリエット』に続き、今年は何をやるのかなあと思っていたら、
なんと『源氏物語』。
「無茶な!!」って思いました(笑)。
おそらく知らない人はいない、古典の大作。
谷さんも脚本を書くにあたって、相当、命を削ったようです。
お疲れ様でございます。
来年は『忠臣蔵』でしょうか?(笑)
ちなみに光源氏役は、女性でした。これは良い手だったと思います。
ストーリーとしては、桐壷~明石まで。
いやあ、ほんに解りやすく創ってありました。
谷さん、凄いなあ。
そして、ひとりひとり役者が達者です。
まあ、作品についてあれこれ書くのは、他の方にまかせまして・・・
去年も書きましたが、内容がうんぬんより、
この企画自体が大変に意義のある事なので、
本当にそこは大事にしていって欲しいと思います。
だってさ、まったく世代の違う人達がこんなに必死になって何かをやろうとしているんだよ。
そしてそこには損得勘定なんてほとんど無いんだ。
収入なんて得られないんだもの。
苦労のほうが圧倒的に多いんだもの。
問答無用で熱くなれるおっちゃんやおばちゃんやガキんちょが居る。
しかも身近に。
それを知っただけで、どれだけ世界が変わることか。
おいおい、だれだい?
「今、この時代に源氏物語を公演する事の意味とはですね・・・」
なんて言っているうさんくさい奴は?
およびじゃないぜ、帰って寝てな。
大事なところはそこじゃあないよ。
三十路男の勝手な願いながら、
どうか、どうか、
この時間を大切にしていって欲しいと願います。
こういった出会いをすることは、なかなかに難しくて、
そして本当に幸運な事なのです。
物事を続けて行こうとする時に、どうしても様々な問題が出てきますが、
まず大事なのは、この瞬間を身体で記憶して、伝えていく事なのではないかな、
なんて思っています。勝手ながら。
柏に咲いた、この小さな芽は、
やがて大きな森を創るかも知れないよ。
タンポポの綿毛のように
飛んでゆけ 飛んでゆけ
軽やかに 風にのって
頑張れCoTiK。
小櫃川桃郎太一座は
『柏市民劇場CoTiK』を応援しています。
小櫃川 桃郎太(おびつがわ ももろうた)
※千葉県木更津市 出身
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