クロムモリブデン初観劇です。
小林タクシーさんから「きっと桃郎太さんは好きだと思います。」とのメールをいただき、行ってみました。
うん、好きですね。(笑)
ポップで爆音シュールでお洒落
全体の色合いが素敵ですねえ。
とても毒のある危ういテーマを扱いながら、あくまで馬鹿馬鹿しく軽快に進むストーリー。
途中から「あ、ダークな方向に進むのかなー。いたたまれない話になるのかなー。」と思って観ていたのですが、最後まで、そのギリギリの境界線の上を駆け抜けて行ったところが、とても好きです。この辺は好みでしょうけどね。
創り手側からすれば、いくらでも重たい作品にでも、もっとどーでもいい話にでもできたのでしょうが、『こっちからこっち』のライン上を疾走して行く様が、大変楽しかったです。
ラストも「あ、ここで終わるの!?」と観客を煙に巻き、偶像を残して去る確信犯的な終わらせ方でした。
自分はてっきり、あとワンシーンあるのかと思って観ていたのですが、他の観客の方々はどう感じたのかしら?
個人的には、「もっと駆け抜けてもいいんじゃない!? ヘイヘイ!!」というところもあったのですが、とても楽しゅうございました。
音の入れ方とか、参考にしたいな。
タクシーさん、おつかれさまでした!!
全然関係ないけど、
「タクシーさんて、本当にリリーフランキーに似てるよなあ・・・」
なんて思いながら歩いた帰り道。
小櫃川 桃郎太(おびつがわ ももろうた)
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