お正月ムードも収まったような気配ですが、
和菓子屋では、まだまだ『御年賀』の熨斗(のし)が出回っております。
連休中は、なかなか忙しかったです。
さて、先日『えれくとろすなっく奈津美』のフライヤーを作成していただいた
羽尾万里子さんと会ってきました。
彼女には、次回公演のチラシ作成をお願いしようと思っていまして、
手始めに名刺のデザインについて、など色々とお話をしてきました。
羽尾さんのオススメで、渋谷の『ロクシタン カフェ』というお店に入り、のんびりと打ち合わせ。
とても素敵な空間でした☆
羽尾さんは、一座の作風を大変気に入ってくれているようで、
9月の公演も観に来てくれました。
「私は【まんじゅう怖い】が一番好きです!」との事。
ありがたやありがたや。
一昨年前の『真夏二放ツ独演ノ狂宴』で、
彼女の作ったチラシを見てから「いいなあ」と思っていたので、
こうして仕事の話ができるというのは、嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。
さて、一座の2009年の本公演は、ちょっと先で8月になりそうです。
その前に、小作品を発表できたらやりたいな、と思っております。
詳細は随時アップしていくので、お楽しみに!
小櫃川 桃郎太(おびつがわ ももろうた)
元旦から、和菓子屋勤務です。
今年も、小櫃川桃郎太一座を
どうぞよろしくお願いいたします。
小櫃川 桃郎太(おびつがわ ももろうた)
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間もなく、2008年も終了。
何だか、あっという間だった気がします。
昨年末、『七味五悦三会(しちみごえつさんえ)』について書きましたが、
今年も振り返ってみようと思います。
「今年は、本当にいい年だったんだねえ」となる訳です。
それぞれが話しながら一年を振り返る事によって、
「来年もいい年になるといいね」
と、自分達が生きてきた一年間を
それぞれの引き出しに大切にしまっておくのです。
今年は、久しぶりの一座の公演や多くの外部出演があり、
”五悦”と”三会”に関しては両手で足らないくらいです。
本当に多くの良き出会いがありました。
ありがたいなあ。
多くの外部出演のお誘いがあり、
『秋の短編祭り!』の公演や、
『IVY Festa2008』でのお仕事。
そして、友人の結婚や出産がありました。
悲しいこともありましたが、
それも含めて、自分にとって2008年は充実した年であったと思います。
GWに盲腸で入院したりと、大変な事もありましたが、
実りの多い年でありました。
感謝いたします!
”七味”に関してなのですが、
私、案外と何でも美味しく食べられてしまうので、
この辺はあやふやなのですよねえ・・・(笑)。
来年は、その辺にも気を使ってみます☆
それでは、年賀状作成の続きに取りかかります(遅っ!)。
皆様、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
―よいお年を―
小櫃川 桃郎太(おびつがわ ももろうた)
【年の瀬!怪談・まんじゅう怖い ~ナスの与一再び~】
作・構成 小櫃川桃郎太
初の続編でした。
今回、目標とした「初めて観る方にも楽しんでいただけるように構成しながら、
新たな物語を展開させる」
というところが、予想した何倍も難しく、
台本が大幅に遅れたうえ、この作品だけ30分になってしまいました。
快く了承してくれたロックさん・猫道さんに感謝いたします。
そして、それだけ伸ばしながらも、「なぜ、まんじゅうが怖いのか?」という重要な部分には
今回は触れていないのは・・・あえてなのですが、やはり最後まで悩みました。
ううむ、どうだったのかなあ。
さて、一座の作品では初めて、登場人物が男性のみでした。
これが、案外よかった。男ならではの人情って,あるんですね。
私の役どころは決まっていたため、ロックさんと猫道さんには
「とても普通の役」として立ってもらいたいなあ、と思いながら、書きました。
ロックさんの演じた朝太郎は、とても不器用で優しく、
ナイーブな面がうまく出ていました。
終盤のシーンで再び
「今年は大晦日、帰って来いよ。」と言った時の“兄”への変化。素敵でした。
猫道さんの演じた音二郎ですが、まあこれが予想以上に面白うございました。
真面目できっちりしていながらも、やはり頑固で不器用。
兄貴に対するわずらわしさとすれ違いが絶妙のバランスでした。
冒頭で、二人が久しぶりに会うシーンが、全体の肝だった訳ですが、いい空気を創ってくれました。
このキャスティング、我ながら良かったと思っております。
書き始めた当初、なぜか話が、えらく重た~くなってしまい、困りました。
ベースにしようとしたお話の設定に引きずられてしまったらしく、
稽古場に持っていっては、書き直し、書き直し・・・。
最終的にああいったお話になりました。
いかがだったでしょうか?
この【怪談・まんじゅう怖い】はシリーズ化を企んでおります。
皆様のご意見・ご感想など、小櫃川一座宛に送っていただければ、幸いでございます。
あ、あと歌のシーンの写メを撮った方、是非送ってください。
こちらまで。↓↓
『小櫃川・歌う写メ』係
ob2-mo2@r4.dion.ne.jp
*タイトルに、お名前を入れてください。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございます。
小櫃川 桃郎太(おびつがわ ももろうた)