6月に入り、平日はほとんど、来月に出演する舞台の稽古。
私が長いこと通っているワークショップの講師が演出する作品である。
出演者19人中、ほとんどが20代。
中心メンバーとは6~7歳離れているので、「元気だなあ」と感じる事が多い。(笑)
年上の方も、何人かいらっしゃるのですけどね。
一般的な公演形態ではなく、身体を駆使したパフォーマンスが中心。
筋トレ的ではないのだけど、とにかく、発語・発語・発語である。
かなり身体を酷使する公演になりそうなので、へばらないように頑張ります。
テラアーツファクトリーのメンバーは、女性ばかりなのだが、
発語と空間構成に特化した集団なので、基礎的なエネルギーがかなり強い。
「それに負けない、強い声が欲しい」との事で、
指名していただいたのは、ありがたいことである。ぺこぺこ。
喉つぶさないように気を付けないとなあ・・・。
ニンニク注射でもやりにいくかね。
こちら、公演情報です。↓↓
テラ・アーツ・ファクトリー 次回公演
【第三回岸田理生アバンギャルドフェスティバル リオフェス2009】参加作品
『マテリアル/糸地獄』
2009年7月18日(土)~20日(月・祝)
(原案:岸田理生、集団創作、構成・演出林英樹)
会場 d-倉庫(日暮里)
18日(土)=19:30
19日(日)=13:00/19:30
20日(月・祝)=15:00/19:00
前売=2800円/当日=3000円
学生=2500円(当日要学生証提示・養成所も可)
全席自由/受付開始=開演1時間前、開場=開演30分前
詳しくはこちら
↓↓↓
【テラ・アーツ・ファクトリーHP】
http://
今までとは、また違った小櫃川桃郎太が観られます。
作品自体も、面白い仕上がりになりそうですよ。
お楽しみに!!
小櫃川 桃郎太(おびつがわ ももろうた)
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先日、舞台公演をはしごして来ました。
公演中にレビュー書きたかったのですけどねー。
次回公演の出演者おふたりが関わっている公演でした。
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地球割project 第8回公演
【逆鱗に唇を】
@新宿タイニィアリス
綾小路★流騎亜さんのお誘いで、観に行って来ました。
過去に、照明や音楽をまったく使わずに上演したこともあるという団体。
うむ。骨太でよいね。

パンフにはいっさい目を通さずに観てみる事にしました。なんとなくです。
まずは、会場整理の方の案内がしっかりしていて、ホッとしました。
これ、けっこう重要なんですよね。
舞台上では、客入れ芝居が行われていて、何だか懐かしい。アリスって、客入れ芝居が多いイメージがあるのです。昔、自分もやったからかな?
さて、本編開始。
基本的に、演者は常に舞台上に出ていて、空間を支える存在(あるいは空間そのもの)となっている。
動いていたり、静止していたりと、その時々で色合いを変えます。
言葉のやりとりは、感情よりも呼吸を意識されているようで、エネルギーを落とさず、呼吸のやりとりによって、回転を上げていく手法に思えました。
演者の身体によって、世界が生みだされ、観客側の想像力を刺激する。
なかなかハードな手法です。
私は、こういうのは好きですね。
ですが、セリフを発する演者の多くが喉を潰してしまっていたようで、ちょっと聞いていてツラかったです。コロスを使って空間を築いていても、その空気を壊してしまう話し方になっている事がありました。
セリフ自体も、多くが説明セリフなので、こうなると、やはり観客は苦しい。(脚本は、あえて寓話的に「むずかしくない」言葉で構成されているのでしょうけど。)
説明しすぎじゃないかな?
というのが、前半の率直な感想でした。
テーマの扱い方などはとても素敵で、好みです。
メッセージ。メッセージ。メッセージ。
ラストシーンが、大変に美しかった。
いやあ、これ素敵☆
薄明かりに中に浮かぶシルエットと、コロス(?)の発する音が、様々な想像力を刺激する。
ここで初めて、言葉が、イメージとして浮かび上がる。
崩れていく彼女に、美しさがある。
発することばが、悲しい美しさに満ちる。
おそらく、これが、この団体の本領なのでしょう。
前評判からイメージしていたのは、まさしく、こういうシーンである。
個人的には、これを最初から観たかった。
でも、それは好みの問題ですかね?
大事なのは、そこに込められたメッセージ。
受け取る側の我々も、試されている。求められている。
「考えろ。ものすごく考えろ。」
自分の逆鱗は、どこにあったか?
作品世界を体言する、という事の難しさを改めて感じました。
意欲的な団体ですので、要注目かと。
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夜は、菅野貴夫さんの所属する時間堂の公演を観劇。
【三人姉妹】以来です。
「CoRich舞台芸術まつり!2009春」最終選考作品
時間堂
【花のゆりかご星の雨】
@渋谷ギャラリーLE DECO
飲食自由ということで、ビール片手に観てきました。
こういうのは、やはりイイ☆
音響・照明をほとんど使わず、雨の音やドアの開け閉めなどを、楽器や道具で表現する手法。
扇子芸も使われていて、自分としては、「わーい☆」という感じ。
人それぞれに想いがあり、考える事があり、問題があり、苦悩と悔恨と、大切な思い出がある。
それは、本当に些細な事で。
でも、大きくて。
作者・黒澤さんにとって、『今』大切なこと、感じていること。
そういったものが込められているようでした。
私と同い年らしいですが、共感するものがありましたねえ。
この、楽器や道具による音の表現、シンプルな上演スタイルは、是非、続けて欲しいな、と思います。
これは、『芸』でしょう。いろんな可能性があります。
だって、これはどこへでも行けるんだもの。
旅団ですよね。
カフェだって、公園だって、道端でだってできる。
ブカブカドンドン♪と、
音楽鳴らしながら、街にやってきて欲しいなあ。
本公演と併用するカタチでもいいのではないかと。
―なんて、勝手に盛り上がってすみません。
どちらかと言うと、スロウバラードのような作品のため、観客の中には、物足りなさを感じてしまう人もいたのではないでしょうか。
個人的には、もっと音楽や歌を聴きたかったです。作曲できる人が劇団に居るっていいなあ。
とはいえ、まだまだ開発途上のスタイルなのでしょうし、今後が楽しみです。
偶然、地球割projectも時間堂も、観客の想像力に語りかける手法だった訳ですが、興味深いものがありました。
シンプルなものは強い。
頑丈で、繊細だ。
うーん。世の中、面白いモノはいっぱいあふれているなあ。
一座もがんばらねば。
小櫃川 桃郎太(おびつがわ ももろうた)
先日、CoRichという演劇情報サイトに、一座の項目を立ち上げました。
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=10553
こちらから、一座の公演情報ページに直接行けます。どうぞご覧ください。
追加情報も随時アップしていきます。
尚、『観たい!』の項目に登録をしていただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
今日は、仮チラシの折り込みに、新宿タイニィアリスに行ってきました。
『小部屋の中のマリー』以来、一年ぶり。早いなあ。
DULL-COLORED POPの主宰・谷賢一さんが小屋付きなので挨拶をば。
偶然、ジエン舎の主宰・作者本介さんが居て、ご挨拶。
初対面であるが、きさくで面白い方であった。
谷さんいわく、我々二人は谷さんの周囲で「かなり変な演劇人」なのだそうである。
ううむ、そうか。まあ、嬉しいといえば嬉しい。
そんな谷さんは「僕、今、断食中なんですよ☆」と笑顔で話す。4日目だそうである。
何でも、人間は48時間以上食べ物を食べないと、防衛本能が働いて、身体の内部から悪いモノを出そうとするのだとか。
デトックスってやつね。
そういえば、恩田ゆみさんも断食してた事があったなあ。
そんな話やら、色々と三人で話し、「今日も食べません☆」と笑顔の谷さんに見送られ、久しぶりの新宿へ。
帰りに、紀ノ国屋書店で児童書コーナーに立ち寄り、『和の行事えほん』というのを買いました。
基本的に児童書というのは、書いている側がややこしいことを分かりやすく書いているので、便利なのだ。
さて、脚本書かねば。
小櫃川桃郎太(おびつがわももろうた)
久々に、和菓子屋の日記。
6月は、あまりイベント事が無いため、和菓子屋は若干ヒマであります。
父の日くらいだものねえ。
そんな中、色々と新商品も販売されています。
写真は、夏期限定の商品『金魚すくい』。
梅ゼリー(というか寒天)の中に、羊羹で作った金魚が浮かべてあります。なかなかキレイ☆
品川では売れ筋なのですが、他の店舗では、まだあまり動きが無いとか。なんでだろ?
冷やして食べると美味しいですよ。
あと、豆菓子も、いくつか新商品が始まりまして、
『チキンカレー豆』と
『ゆでたまご豆』と
『枝豆空豆(えだまめそらまめ)』。
ーと、まあ、なかなかアバンギャルドな商品でございます。(笑)
試食してみましたが、案外『ゆでたまご豆』は美味しいぞ☆
エキュート品川1Fにて、販売中。
来たれ、来たれ。
小櫃川 桃郎太(おびつがわ ももろうた)
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sent from W-ZERO3
『なめこ山の熊』おかげさまで、無事に終了いたしました。
御来場くださった皆様、ありがとうございました!
今年も、迷いの森へどっぷりとハマってまいりました。
なんか完全に、巻き込まれ役のポジションが確立されております。(笑)
打ち上げには、嫁さんも参加。
出演者やスタッフの皆さんと色々なお話ができたようで、よかったよかった。
「来年は夫婦で出演か?」ってトシさんに言われたり。(笑)
皆さん、おつかれさまでした。
今年も楽しかったです。
さて、早くも明日から別の稽古。
来月は『糸地獄/マテリアル』に出演します。
一座の脚本も書かねばなあ。
そんな水無月の始まり。
小櫃川 桃郎太(おびつがわ ももろうた)